むし歯と間違えられやすい神経痛

今回はむし歯と間違えられやすい神経痛について学びました。
皆さんは「非歯原性歯痛」を知っていますか?
非歯原性歯痛とは「歯には原因がない歯痛」の事です。色んな分類があり、原因が異なれば知療法も異なってきます。
例えば「筋・筋膜性歯痛」は顎を動かす筋肉に痛みを生じる場所があるのですが、歯の痛みと感じます。痛みを生じやすいのは、主に上下の奥歯です。1日中痛む方もいれば、痛みが出たり引っ込んだりする方もいます。原因としては顎を動かす筋肉が慢性的に疲労すると、筋肉の中にしこりができ、痛みの発生原となると言われています。筋肉のストレッチやマッサージをにより筋の血流をよくして凝りを解消することが大切です。
また三叉神経痛という、あたかも歯が原因であるかのような痛みが出る神経痛があります。
三叉神経痛は「目の上のおでこ」「目と口の間のほっぺた」「口から下のあごあたり」の3領域に分布している三叉神経に痛みが起こり、顔に痛みを感じる病気です。
三叉神経痛を患った方は、歯茎の痛みから歯医者さんを受診する方も多いです。歯医者では対応することができません。
痛いからとドラッグストアなどで購入できる鎮痛薬を服用して様子を見る、など自己判断でのケアは症状を悪化させる恐れもあるため、痛みを感じたら早めに病院を受診しましょう。

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