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2026年10月13日:糖尿病と歯科治療・インプラントの深い関係について

こんにちは。デンタルチームジャパンです。

当院では、患者様により安全で質の高い歯科治療をご提供するため、定期的にドクターおよびスタッフ全員で院内勉強会を実施しています。 今回の勉強会では、成人の多くに関わりがある「糖尿病と歯科疾患・外科処置(インプラントなど)の関連性」をテーマに理解を深めました。

「なぜ歯医者で糖尿病のことを聞かれるの?」と思われる方も多いかもしれませんが、実はお口の健康と全身疾患は切っても切り離せない関係にあります。今回はそのポイントを分かりやすくご紹介します。

1. そもそも糖尿病とはどのような病気?

食事から摂取した糖分は、全身の細胞を動かすエネルギー源となります。血液中の糖を細胞に取り込むためには「インスリン」というホルモンが必要不可欠です。

しかし、インスリンの分泌が不足したり効きが悪くなったりすると、血液中に糖があふれて高血糖状態が続きます。 自覚症状が乏しい初期段階でも、喉の渇き、頻尿、倦怠感などが現れることがあります。また、近年では肥満や過食の傾向がなくても食後だけ血糖値が跳ね上がる「食後高血糖(いわゆる隠れ糖尿病)」の方も増えているため、注意が必要です。

2. 糖尿病がお口と全身に及ぼす影響

高血糖が続くと血管が傷つき、全身の血流障害や免疫機能の低下を招きます。歯科領域において特に注意すべき点は以下の通りです。

  • 歯周病の重症化・進行リスク
    血流が悪くなり白血球の働きが低下するため、細菌への抵抗力が落ち、歯周病が進行しやすくなります(糖尿病と歯周病は相互に悪影響を及ぼし合う関係にあります)。

  • 傷の治りの遅れ(創傷治癒遅延)
    抜歯や歯周外科処置などの後、出血が止まりにくくなったり、傷口の治癒が遅れたりするリスクがあります。

  • 感染症にかかりやすい
    免疫力の低下により、術後の感染リスクが高まります。

3. 安全なインプラント治療のために必要なこと

インプラント治療は、顎の骨に人工歯根をしっかりと定着(オッセオインテグレーション)させる必要があります。

しかし、糖尿病のコントロールが不十分な場合(HbA1c値が高い状態など)、骨とインプラントの結合が妨げられたり、術後の細菌感染やインプラント周囲炎を引き起こすリスクが高まります。

そのため当院では、インプラントなどの外科手術を行う際、事前に問診を行い、内科での検査数値(HbA1cなど)を確認させていただく場合がございます。

血糖コントロールが良好であれば安全に治療を進められるケースも多いため、持病をお持ちの方も決して自己判断で諦めず、まずはご相談ください。

全身の健康を守るパートナーとして

「最近疲れやすい」「健康診断で血糖値を指摘された」「歯ぐきから血が出る」など、気になる症状がございましたら、問診時にお気軽にお知らせください。

デンタルチームジャパンでは、医科歯科連携を意識し、患者様お一人おひとりの全身状態に合わせた治療計画をご提案してまいります。

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