今回の院内勉強会では、
インプラント治療における骨再生の基本概念である「PASS原則」について学びました。
インプラント治療では、顎の骨の状態が重要な判断材料となります。
骨造成や再生療法を行う際には、適切な治療計画と正確な技術が求められます。
その中で重要とされる考え方が PASS原則 です。
■ PASS原則とは

PASSとは、骨再生を考えるうえで重要とされる4つの条件を示す概念です。
P:Primary closure(一次閉鎖)
無張力で創部を完全に閉鎖し、細菌感染や外部刺激から保護すること。
A:Angiogenesis(血管新生)
骨髄などから酸素・栄養・前駆細胞を供給するための血流環境を確保すること。
S:Stability(安定性)
移植材や膜を適切に固定し、微小な動揺による治癒障害を防ぐこと。
S:Space maintenance(空間の確保と維持)
メンブレンや骨補填材を用いて、骨芽細胞が増殖するための空間を維持すること。
これら4つの要素を適切に管理することが、
骨再生を検討する際の基本的な考え方となります。
今回の勉強会では、理論の再確認だけでなく、
日常診療にどのように活かしていくかをスタッフ全員で共有しました。
デンタルチームジャパンでは、
今後も基礎から丁寧に学び続ける姿勢を大切にし、
チーム全体で知識と技術の向上に努めてまいります。

