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30代女性|噛みにくさの原因だった奥歯欠損に対し、部分矯正でスペースを確保してからインプラント治療を行った症例

※本ページは当院で行った一症例のご紹介です。治療結果や経過には個人差があり、同様の結果をお約束するものではありません。すべて自由診療です(保険適用外)。

患者様の主なご相談内容

1奥歯が欠損しており、しっかり噛めない
2噛み合わせを考慮したうえで治療したい
3可能であれば 第二大臼歯(7┘)までインプラントを入れたい
4健康な歯の 抜髄(神経を取る処置)は避けたい
5全体矯正ではなく、部分矯正で対応できるなら矯正を行いたい

「噛めるようになりたい」「歯をできるだけ残したい」という強いご希望がありました。

症例ビフォーアフター

※効果には個人差があります

初診時の状態・診断

精密検査の結果、以下の点が確認されました。

  • ・右下奥歯は欠損しており、インプラント治療が必要
  • ・上顎右側は 骨量不足のためソケットリフト(上顎洞挙上術)が必要
  • ・下顎右側の 7┐が挺出(伸びてきている) しており、そのままではインプラントのスペースが確保できない状態
  • ・噛み合わせの高さが不足しており、インプラント単独では咬合が安定しない可能性

以上から、インプラント治療前に部分矯正で歯の位置と噛み合わせを整える必要がある症例と診断しました。

患者様のご希望

  • ・噛み合わせのバランスを重視した治療
  • ・抜髄はできる限り避けたい
  • ・第二大臼歯(7┘)までインプラントを行いたい
  • ・可能であれば部分矯正で対応したい

治療方針・選択した治療

  • 下顎右側7┐を部分矯正で圧下(沈める)し、インプラント埋入に必要な高さ・スペースを確保
  • ・上顎右側は ソケットリフトを併用し、⑦⑥┘へインプラントを埋入
  • ・矯正とインプラント治療を同時進行で行い、治療期間の効率化を図る

インプラントは一度骨と結合すると動かせないため、歯の位置・噛み合わせを整えてから埋入することが、長期安定には不可欠と判断しました。

治療内容の概要

治療内容部分矯正+インプラント治療
矯正方法ワイヤー矯正(部分矯正)
矯正目的7┐の圧下、スペース・咬合高径の確保
部位上顎⑦⑥┘、下顎右側欠損部
骨造成上顎右側にソケットリフト
特徴抜髄を回避し、噛み合わせを重視した包括治療

実際の治療の流れ

① 矯正治療フェーズ(部分矯正)

使用装置:ワイヤー矯正

  • ・下顎右側7┐の挺出を改善し圧下
  • ・インプラント埋入に必要な高さ・スペースを確保
  • ・上下の噛み合わせを整える

※矯正期間は約 1年〜1年半 を想定し、安定した段階でインプラントへ移行しました。

② インプラント治療フェーズ

  • ・上顎:ソケットリフト後、⑦⑥┘へインプラント埋入
  • ・下顎:部分矯正でスペース確保後、インプラント埋入
  • ・埋入〜上部構造装着まで:約 4〜6ヶ月(矯正と並行)

③ 最終仕上げ(補綴・咬合調整)

  • ・インプラント上部構造(被せ物)装着
  • ・噛み合わせの最終調整と経過観察

治療期間

  • ・矯正+インプラント治療:2019年9月〜2021年1月
  • ・追加インプラント(└⑥⑦+ソケットリフト):2022年2月〜2022年7月

段階的に治療を行い、長期的な噛み合わせの安定を最優先しました。

※本症例では、咬合と補綴設計により安定性が見込めたため、保定装置(リテーナー)は使用していません。

費用(自費・税込)

  • ・部分矯正:約 28万円
  • ・インプラント治療:約 74万円
  • ・総額:約 102万円
  • ・追加インプラント:約 82万円

※お口の状態・本数・治療内容により費用は変動します。

主なリスク・副作用

矯正治療のリスク

  • 歯の移動に伴う痛み・違和感・後戻りの可能性
  • 装置による口内炎や擦れ・歯根吸収の可能性
  • 神経への影響が出る場合がある

インプラント治療のリスク

  • 手術後の痛み・腫れ・内出血・神経麻痺の可能性
  • 骨結合不全やインプラント周囲炎のリスク
  • 喫煙・全身疾患による成功率低下の可能性

※治療前に「インプラント治療承諾書」「矯正治療承諾書」を用いて詳しく説明しています。

術後経過・メンテナンス

現在も 3〜6ヶ月に1回の定期メンテナンス を継続されています。

  • ・インプラント周囲組織のチェック
  • ・噛み合わせ確認
  • ・歯周病予防のクリーニング
  • ・ブラッシング指導

を行い、長期安定をサポートしています。

院長 藤本 純
監修者
院長:
藤本 純

担当医からのコメント

本症例では、部分矯正で歯の位置・噛み合わせ・スペースを整えたうえで、適切な位置にインプラントを埋入しました。矯正・インプラント担当医、院内ラボが連携し、咬合、歯の軸、審美性、補綴設計を総合的に評価することで、見た目と機能性、そして長期安定性を重視した治療を実現しています。

こんな方におすすめです

1奥歯がなく、噛みにくさを感じている方
2インプラント前に噛み合わせを整えたい方
3健康な歯の抜髄を避けたい方
4全体矯正ではなく、部分矯正で対応できるか知りたい方
5長期的に安定する治療を希望される方

無料カウンセリングのご案内

噛みにくさの原因診断や矯正・インプラントの可否など、丁寧にご説明いたします。無理のない治療計画をご提案しますので、お気軽にご相談ください。

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