■歯科カウンセラーが相談現場で感じる不安の正体と向き合い方
「インプラントが怖い」
これは、歯科医院でカウンセリングを行っている中で、最も多く聞く言葉のひとつです。
インプラントに興味はあるものの、
・手術が怖い
・失敗したらどうしよう
・高額な費用に不安がある
このような気持ちから、なかなか一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。
この記事では、日々患者さまのご相談を受けている歯科カウンセラーの立場から、
なぜインプラントは怖いと感じてしまうのか、その不安はどこから生まれるのか
そして、怖いまま無理に決断しなくていい理由についてお伝えします。
※本記事は特定の治療効果を保証するものではなく、不安や疑問を整理するための情報提供を目的としています。
■インプラントが「怖い」と感じるのは普通のことです
まずお伝えしたいのは、
インプラントを怖いと感じることは、決して特別なことではないという点です。
インプラント治療は、
- 外科処置を伴う
- 費用が比較的高額
- 人生の中でも大きな決断になりやすい
といった特徴があります。
そのため、「怖い」「不安」「迷っている」と感じるのは、真剣に自分の将来を考えている証拠でもあります。
実際、カウンセリングに来られる多くの方が、
「怖いと感じている自分がおかしいのではないか」と不安そうに話されますが、その必要はまったくありません。
■なぜインプラントは怖いと感じてしまうのか


理由① 手術が必要だと聞いて不安になる
「インプラント=手術」
この言葉のイメージだけで、強い恐怖を感じる方は非常に多いです。
- 痛そう
- 出血が多そう
- 何かトラブルが起きたらどうしよう
実際の相談でも、
「手術中の痛みが一番怖い」
「麻酔がきちんと効くのか不安」
といった声をよく耳にします。
人は、経験したことのないものに対して、想像が先行することで恐怖を感じやすくなります。
理由② 失敗やトラブルが起きないか心配になる
インプラントについて調べていると、
インターネットやSNSでネガティブな体験談を目にすることがあります。
その結果、
「もし自分がそのケースに当たったらどうしよう」と不安が大きくなってしまうのです。
カウンセリングでも、
「失敗したらどうなりますか?」
「やり直しはできるのでしょうか?」
といった質問は非常に多く寄せられます。
これは、結果が事前に見えにくい治療だからこそ生まれる、不安として自然な感情です。
理由③ 費用が高額で後悔しそうに感じる
インプラント治療は自費診療になることが多く、
費用面の不安も「怖さ」の大きな原因になります。
- この金額を払って本当に大丈夫なのか
- 他の治療方法の方が良いのではないか
- 将来後悔しないか
こうした迷いは、相談現場でも非常によく聞かれます。
費用についての不安は、
「金額そのもの」よりも、納得して判断できていないことから生まれる場合が多いのが特徴です。
■歯科カウンセラーが感じる「インプラントが怖い本当の理由」

多くの方のお話を聞いていて感じるのは、
インプラントが怖い理由は、治療内容そのものだけではないという点です。
情報が多すぎて判断できなくなっている
インプラントについて調べれば調べるほど、
情報が増え、何が正しいのか分からなくなることがあります。
- 良い情報と悪い情報が混在している
- 比較の基準が分からない
- 自分に当てはまる情報が見つからない
このような状態では、不安が大きくなるのも当然です。
自分に合っているか分からない不安
「インプラントが良い治療かどうか」ではなく、
「自分に合っているのかどうか分からない」
という不安を抱えている方も多くいらっしゃいます。
この不安が整理できないままでは、
怖さはなかなか解消されません。
■インプラントは怖いまま無理に決めなくていい治療です
ここで、歯科カウンセラーとして大切にお伝えしたいことがあります。
インプラントは、怖いまま無理に決断する必要のある治療ではありません。
相談だけでも問題ありません
カウンセリングでは、
「今日は話を聞くだけでいいですか?」
「まだ決められません」
という方も多くいらっしゃいます。
それで問題ありません。
カウンセリングは、
・不安を整理する
・疑問を質問する
・選択肢を知る
ための時間です。
一度持ち帰って考える方も多くいます
その場で決断せず、
一度持ち帰って考える方も少なくありません。
怖いと感じる気持ちが、
「理解できる」「納得できる」に変わるまで、時間をかけることも大切です。
■インプラント相談でよくある誤解

相談すると治療を勧められて断れない?
これは、カウンセリングで非常によく聞かれる不安です。
結論から言うと、
相談=必ず治療を受ける、ではありません。
相談はあくまで、ご自身が納得して判断するための場です。
治療を受けるかどうかを決めるのは、患者さまご本人です。
■インプラントが怖いと感じている方へ伝えたいこと
最後に、歯科カウンセラーとして一番お伝えしたいのは、
「怖いと感じている気持ちを、そのまま相談していい」
ということです。
- 怖い
- 迷っている
- 決めきれない
これらの気持ちは、相談をためらう理由にはなりません。
まとめ|「インプラントが怖い」は真剣に考えている証拠です
- インプラントが怖いと感じるのは自然なこと
- 多くの不安は「分からないこと」から生まれる
- 怖いまま無理に決断する必要はない
- 相談することで気持ちが整理されることも多い
この記事が、
「インプラントが怖い」と感じているあなたの気持ちを、少し整理するきっかけになれば幸いです。
無料カウンセリングのご案内
インプラントについて
「怖い」「迷っている」「まだ決められない」
そんな状態のままで、相談していただいて問題ありません。
当院の無料カウンセリングは、
治療を前提とせず、不安や疑問を整理することを目的としています。
無理に治療をおすすめすることはありませんので、
まずは話を聞いてみたいという方も、お気軽にご相談ください。
今すぐ決める必要はありません。不安を整理することから、始めてみませんか。
監修者プロフィール

歯科カウンセラー(大庭 絢子)
歯科カウンセラー歴:5年9ヶ月
インプラントをはじめ、歯に関する不安や悩みを抱える患者さんのカウンセリング対応を担当している。専門的になりやすい歯科治療についても、できるだけ歯科用語を使わず、歯の知識がない方にもわかりやすい説明を心がけている。患者さんのペースに合わせ、気軽に質問しやすい雰囲気づくりを大切にしている。


