30代男性|費用を抑えながら噛み合わせと欠損部を整えた「部分矯正+インプラント」症例
※本ページは当院で行った一症例のご紹介です。治療結果や経過には個人差があり、同様の結果をお約束するものではありません。すべて自由診療です(保険適用外)。
患者様のお悩み
インプラント治療の説明を受けたものの、以下のような不安を抱えて来院されました。
「欠損部を補うだけでなく、今後の歯の持ちや噛み合わせまで含めて総合的に診てほしい」というご希望がありました。
症例ビフォーアフター
口腔内写真
レントゲン写真
※効果には個人差があります
初診時の状態・診断
精密検査の結果、以下の点が確認されました。
- ・右下3番(3┘)が内側へ倒れており、そのままでは理想的な位置に埋入できない状態
- ・左下54┴6は破折しており、抜歯が必要
- ・全体的に歯周病の兆候があり、歯周基本治療(P処)が必要
- ・歯の傾きや噛み合わせを整えないままだと、咬合バランスが不安定になる可能性
- ・2┴5の天然歯は保存可能で、補綴治療で対応可能 と診断
患者様のご希望
- ・できるだけ 費用を抑えた治療 を希望
- ・必要以上に大掛かりな矯正は避けたい
- ・インプラントを含め、噛み合わせ全体を考慮した治療 を受けたい
治療方針・選択した治療方法
インプラントは後から位置を動かせないため、「歯並び・歯の軸・噛み合わせを整えたうえで行うことで、長期的に安定しやすい」と判断しました。そこで、部分矯正+インプラント+補綴治療+歯周治療 を組み合わせた、包括的なプランをご提案しました。
治療内容の概要
| 矯正治療 | 部分ワイヤー矯正(倒れている歯の位置改善) |
|---|---|
| インプラント | 欠損部位に対して複数本埋入 |
| 補綴治療 | 天然歯(2┴5)は保存し被せ物で対応 |
| 歯周治療 | スケーリング・ルートプレーニング等を併用 |
| 骨造成 | 大きな骨造成は不要な症例 |
実際の治療の流れ
① 部分矯正・歯周治療フェーズ
- ・部分ワイヤー矯正で右下3番(3┘)の傾きを改善
- ・必要なスペースを確保し、噛み合わせを考慮した調整を実施
- ・並行して歯周基本治療(クリーニング等)を実施
② インプラント治療フェーズ
- ・破折していた 54┴6を抜歯
- ・部分矯正と並行してインプラントを埋入
- ・矯正と同時進行のため、治療期間を十分に確保
③ 最終仕上げ・補綴治療
- ・インプラント上部構造(被せ物)の形態・高さを精密に調整
- ・2┴5は天然歯を活かした補綴治療を行い、全体の咬合を最適化
治療期間
2018年1月〜2019年3月
矯正治療とインプラント治療を同時進行で行いました。
※本症例では、咬合による安定が見込まれたため、保定装置(リテーナー)は使用していません。
費用(自費・税込)
- ・矯正治療:約 53万円
- ・インプラント治療:約 87万円
- ・総額:約 140万円
※治療内容・本数・設計により費用は変動します。
矯正治療に関するリスク
- 歯の移動に伴う痛み・違和感・後戻りの可能性
- 装置による口内炎や粘膜刺激、歯根吸収や神経への影響
インプラント治療に関するリスク
- 手術後の痛み・腫れ・内出血・神経麻痺のリスク
- 結合不全やインプラント周囲炎、成功率の個人差(喫煙等)
※治療前に「インプラント治療承諾書」「矯正治療承諾書」を用いて詳しく説明しています。
術後経過・メンテナンス
現在も 3〜6ヶ月に1回の定期メンテナンス に通院されています。
- ・専用器具によるクリーニング
- ・インプラント周囲組織の確認
- ・噛み合わせのチェック
- ・ブラッシング指導
を行い、長期的な安定維持を目指しています。
担当医からのコメント
本症例では、単に欠損部を補うだけでなく、部分矯正で歯の軸・スペース・噛み合わせを整え、インプラントを理想的な環境で埋入することを重視しました。各専門医と院内ラボが連携し、機能性・審美性・長期安定性を総合的に考えた包括的な治療を行っています。
こんな方におすすめです
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