30代男性｜複数の虫歯と欠損部位を段階的インプラント治療で改善した症例
※本ページは当院で行った一症例のご紹介です。治療結果や経過には個人差があり、同様の結果をお約束するものではありません。すべて自由診療です（保険適用外）。
口腔内写真
レントゲン写真
※効果には個人差があります
左下の欠損（└35）を中心に、「噛みにくい」「見た目が気になる」といったお悩みでご来院いただいた30代男性の症例です。
診査の結果、他にも虫歯や欠損が複数認められたため、段階的なインプラン治療と虫歯治療を組み合わせる計画となりました。
患者様のお悩み・背景
-
- 左下（└35）の欠損
-
- 他にも虫歯・欠損部位が複数
-
- 仕事の都合上、治療負担をできる限り抑えたい
長期間欠損したままであったため、骨が痩せてインプラント治療が難しくなる可能性がありました。
診断と治療方針
精密検査の結果、
-
- 左右の欠損部に段階的インプラント治療が必要
-
- 虫歯治療を並行して実施
-
- 右下4番欠損部は骨造成（VRA）が必要
と診断しました。
特に右下4番部は6〜7年間欠損した状態で、骨の高さ・厚みが不足しており、インプラントのみでの治療が難しい状況でした。
治療内容（2段階）
① 左下 └③4➄➅
期間：2019/4〜2020/5
来院回数：約9回
-
- 噛む機能の改善を優先
-
- 虫歯治療とインプラント埋入を並行
② 右下 ➃③┘
期間：2020/8〜2021/6
来院回数：約7回
-
- 長期欠損部は骨造成（VRA）を併用
-
- 必要な骨量を確保し、安全な埋入を目指した治療計画
2段階で治療を進めることで、生活・仕事へのご負担を抑えることができました。
インプラント埋入本数・部位
合計 5本
-
- 左下：③4➄➅
-
- 右下：➃③┘
使用したインプラント・補綴素材
-
- インプラント体：オステム
-
- 上部構造：ジルコニア
骨造成の有無
右下4番部にVRA（骨造成）を実施しました。
治療期間・通院回数
-
- 左下：2019年4月〜2020年5月（約9回）
-
- 右下：2020年8月〜2021年6月（約7回）
費用（自費・税込）
総額：2,020,400円（全額ローン利用）
※症例や設計内容により費用は異なります。
主なリスク・副作用について
インプラント治療には以下のようなリスクがあります。
-
- 手術後の痛みや腫れ・内出血
-
- 一時的な知覚鈍麻
-
- 骨と結合しない場合がある
-
- 清掃不足によるインプラント周囲炎
-
- 噛み合わせ調整が必要な場合がある
当院では治療前に「インプラント治療承諾書」に基づき詳しくご説明しています。
術後経過・メンテナンス
術後は良好に経過しており、現在も3〜6ヶ月に1回のメンテナンスを継続中です。
-
- クリーニング
-
- 噛み合わせチェック
-
- ブラッシング指導
などを行い、長期的な安定性の維持に努めています。
担当医からのコメント
院長：藤本 純
長期間欠損していた部位は骨が吸収している場合があり、インプラント治療が難しいことがあります。当院ではVRAやGBRなどの骨造成手術を導入することで、骨量が不足している場合でも治療の選択肢が広がる可能性があります。
段階的に治療を進めることで、噛む機能と長期的な安定を図る治療計画としました。
福岡・博多でインプラント治療をご検討中の方へ
デンタルチームジャパンでは、骨量不足のケースや段階的治療など、インプラントに関する幅広いご相談に対応しています。
まずは無料カウンセリングにてご相談ください。
